次の問題のうち、適切でないものはどれか答えなさい。
第1問
- 交通誘導警備業務に従事する警備員の一挙手一投足が、人や車両の安全を左右する。
- 交通誘導警備業務は、相手方との契約に基づいて行われるものであり、工事現場においては特別な権限を有する。
- 交通誘導警備業務は、業務を委託され工事現場等で従事してはいるが、工事関係車両の誘導を優先的に行ってはいけない。
- 停止した車両に対しては、発進するまで継続して停止の合図を行う必要がある。
- 他の正常な交通を妨げるおそれがある場合、横断や転回、後退等をさせてはいけない。
解答
②が正解です。
交通誘導警備業務は、相手方の協力に基づいて行われるものであり、特別な権限があるかのような指示や命令をしてはいけません。
第2問
- 一般車両を停止させる際、工事車両等を優先して一般車両に無理な停止を求めてはいけない。
- 車両を停止させる合図は、特にゆとりを持ってはっきりとわかりやすい動作で行う。
- 合図をする際は、節度を守り、相手にわかりやすい動作で行うことが重要である。
- 走行中の車両を停止させる場合、車両の前面に出て合図を送ると伝わりやすい。
- 停止した車両を発進させる際には、交通の状況を見て、安全に発進させる。
解答
④が正解です。
走行中の車両の前面に出ることは極めて危険なので、絶対にしてはいけません。
第3問
- 誘導をする際の合図は伝わるかどうかが重要であり、動作要領は自己流でもかまわない。
- 車両を誘導する際には、対象となる車両の死角に入らないよう注意する必要がある。
- 進行の合図を送る際は、進行方向の安全を確認し、わかりやすい速さで行うようにする。
- 交通誘導警備業務に従事する警備員は、手旗や誘導灯の動きが人や車両の通行に大きな影響を与えることに留意する。
- 手旗による合図を行っている際に手旗が絡まってしまった場合、必ず手旗を降ろして絡みを直す。
解答
①が正解です。
自己流の合図や不必要な動作は相手を困惑させてしまいます。
正しく基本に忠実な動作で行うようにしましょう。
第3問
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車両等の誘導について ⑩
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