次の問題のうち、適切でないものはどれか答えなさい。
第1問
- 誘導灯による合図の方法は、基本的には手旗の合図の方法に準じる。
- 夜間や降雨時には、各種旗に加えて誘導灯を使用する場合が多い。
- 誘導灯を使用する際は、赤旗と白旗の役割を持たすために必ず二本使用する。
- 誘導灯を用いて誘導する際は、空いている方の手で合図の補足をする必要がある。
- 誘導灯を使用する際は、赤旗と白旗の両方の役目をさせるため、場合によっては持ち替える必要がある。
解答
③が正解です。
誘導等の合図は手旗の方法に準じますが、基本的には一本の誘導灯で両方の役割を担うため、場合によっては持ち替えたり、反対側の手で合図の補足をする必要があります。
第2問
- 大旗は主に高速道路等において高速で移動する車両に対して使用される。
- 大旗は主に誘導灯と同じく、夜間は降雨時の視認性の悪い環境下で使用される。
- 大旗(2本)での停止合図は、停止を求めようとする車両の方向に体を正対させ、車両を注視しつつ両手の大旗を側頭部に沿い垂直に上げた後、先端を左右に30センチメートル幅で振り数回交差させ、肩の高さと水平に真横に下ろす。
- 大旗での進行合図は、進行させようとする車両の方向にやや半身になり、進行方向の安全確認後、車両を中止しつつ大旗を体と平行に車両方向へ向け、大きく円を描くよう体の前を通って、車両を進行させる方向へ45度振る。
- 大旗での徐行合図は、徐行を求めようとする車両の方向へ体を正対させ、車両を注視しつつ大旗を頭上に上げ、ゆっくり上下に繰り返し振る。
解答
②が正解です。
大旗は主に高速道路等において高速で移動する車両に対して、明確に合図を伝えるために使用されます。
手旗と同様に、昼間で雨が降っていないときに使用されます。
第3問
- 停止の合図で警笛による補助を行う際は、腕の動作に合わせてやや長く吹鳴する。
- 後進の合図で警笛による補助を行う際は、腕の動作に合わせて短音と長音を連続して吹鳴する。
- 停止の合図に従わない歩行者や車両に対しては、そのままの進行を継続させることが危険と判断される場合に限り、短く数回連続して吹鳴し、停止を促す。
- 停止の合図に従わない歩行者や車両に対しては、積極的に吹鳴し事故防止に努める。
- 進行の合図で警笛による補助を行う際は、停止車両や歩行者は警備員に注目し合図を待っている状態にあるので、警笛を長く吹鳴する必要はない。
解答
④が正解です。
合図に従わない歩行者や車両等に対しては、周囲の状況をみてそのままの進行を継続させることが危険であると判断される場合に限り吹鳴するようにしましょう。
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【 選択問題 】車両等の誘導について ⑥
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