【 選択問題 】道路交通法について ④

次の問題のうち、適切でないものはどれか答えなさい。

第1問

  1. 交差点又はその付近以外の場所で緊急自動車が接近してきた場合、車両は道路の左側に寄って、道を譲らなければならない。
  2. 交差点又はその付近以外の場所で緊急自動車が接近してきた場合、いかなる場合でも車両は道路の左側に寄って、道を譲らなければならない。
  3. 「交差点の直近」とは、交差点の付近よりも近い距離にあり、おおむね2~3メートルないし10メートル以内をいう。
  4. 車両は、歩道又は路側帯と車道の区別のある道路において車道を通行しなければならない。
  5. 車両は、路面電車及び左方から進行してくる車両の進行妨害をしてはならない。
解答

②が正解です。
一方通行等で左側が緊急自動車の進行を妨げる場合は右側に寄る必要があります。

第2問

  1. 歩行者の横断規定にある「車両等の直前又は直後」の範囲は、その車両等の進行速度等によって異なる。
  2. 歩行者が道路を横断する場合、原則として斜め横断は禁止だが、一部例外も存在する。
  3. 歩行者は、一部例外を除き車両等(進行中及び停止中の車両)の直前又は直後で道路を横断してはならない。
  4. 歩行者は、道路工事等で歩道が通行できない場合、歩道外を一時的に通行してもよい。
  5. 歩道や車道の区別がない道路において、歩行者が右側通行をすることが危険である場合、注意を払って右側を通行する必要がある。
解答

⑤が正解です。
歩行者がやむを得ない理由で右側通行ができない場合、左端に寄って通行することができます。

第3問

  1. 「交差点の直近」とは、交差点の付近よりも近い距離にあり、おおむね2~3メートルないし10メートル以内をいう。
  2. 交差点の側端又は道路の曲がり角から5メートル以内は駐車及び停車が禁止されている。
  3. 交差点で右折しようとする車両等は、交差点に進入した時点の前後を問わず、その交差点において進入し、直進又は左折しようとする車両等の進行妨害をしてはならない。
  4. 緊急自動車と同時に交差点を通行する可能性がある場合、進行の妨げになる可能性を考慮し、速やかに交差点を通過するのが望ましい。
  5. 交差点又はその付近以外の場所で緊急自動車が接近してきた場合、車両は道路の左側に寄って、道を譲らなければならない。

解答

④が正解です。
緊急自動車が交差点付近を通行する場合、他の車両は交差点を避けて一時停止し、緊急自動車のみを通行させるようにしましょう。
緊急自動車が通行する場合、交差点が最も危険が生じやすいため、一時的に交差点を全くの空白にしておくのが望ましいです。

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