【 選択問題 】警備業務の基本的事項について ④

次の問題のうち、妥当でないものはどれか答えなさい。

第1問

  1. 警備業務とは、他人の需要に応じて、人の生命、身体、財産等に対する侵害の発生を警戒し、防止する業務である。
  2. 警備員は、やむを得ない場合を除いて、他人の権利および自由を侵害してはならない。
  3. 警備員は、警備業務に従事するにあたり、警備業法によって特別な権限を与えられていないことに留意する必要がある。
  4. 警備員の服装と身だしなみは、秩序や安全等に対する警備員の自覚や在り方を連想するものである。
  5. 警備員は、警備業法により特別な権限を与えられているものではない。
解答

②が正解です。
他人の権利および自由を侵害してはいけません。

第2問

  1. 警備業務とは、特定の委託者からの依頼を受けて行うものであるが、社会全般の安全には関与していない。
  2. 警備員は、個人、団体の正当な活動に干渉あるいは影響を及ぼすことは許されていない。
  3. 警備員は、他人の権利や自由を侵害してはならない。
  4. 警備員は、節度と規律ある言動を心掛け、人柄を磨き、良識を持って行動する心構えが必要である。
  5. 警備員の服装と身だしなみは、人々に信頼感を与え、また犯人には無言の警告を与える意味もあることを十分配慮して、威信を損なうことのないよう努めなければならない。
解答

①が正解です。
警備業務は一般の人や車両が通行する公道及び施設で実施されます。
平素から起こり得る事故を想定し未然に防ぐことは、社会の安全にも関わることになります。

第3問

  1. 警備員の行う業務は、危険を防止するために行うものであるが、警備員は特別な権限などは有していない。
  2. 警備員は、警備業法等によって特別な権限を与えられていないことを念頭に置き業務に従事する必要がある。
  3. 警備員の従事する業務は、即時の判断が求められる事が多いので、任務内容の変更や配置場所の移動も臨機応変に行う必要がある。
  4. 事業主の業務の一部である保安の仕事を委託され、それを補完及び代行する業務が警備業務である。
  5. 警備業務は、公的権限を行使し得る警察業務とは本質的に異なるものである。
解答

③が正解です。
自己の都合によって、自分の判断で任務内容を変更したり、みだりに勤務場所を離れてはいけません。

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警備業務の基本的事項について ③

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