【 選択問題 】警備業務の基本的事項について ②

次の問題のうち、妥当なものはどれか答えなさい。

第1問

  1. 警備業務とは、他人の需要に応じて、人の生命、身体の危機に対する侵害の発生を防止する業務であり、財産等は含まれていない。
  2. 警備員は、警備業務に従事するにあたり、警備業法によって特別な権限を与えられている。
  3. 警備員は、個人、団体の正当な活動に干渉あるいは影響を及ぼすことは、刑罰法令に抵触しない限り許される。
  4. 警備員は、他人の権利および自由を侵害してはならない。
  5. 警備員は、他人の権利および自由を侵害してはならないが、正当な理由があれば侵害にはあたらない。
解答

④が正解です。
設問のとおり、他人の権利および自由を侵害してはいけません。

第2問

  1. 警備員の服装と身だしなみは、警備員の自覚や在り方を連想するものが好ましいが、明確に定められた規定等は存在しない。
  2. 警備員の使用する服装及び装備品は、全て警察署に届出したものでなければならない。
  3. 警備員は、自らの知識や技術を最大限に活かして、従事している職務を完遂するという気概を持って業務にあたる必要がある。
  4. 警備員の従事する業務は、即時の判断が求められる事が多いので、任務内容の変更や配置場所の移動も臨機応変に行う必要がある。
  5. 組織の機能を効果的に発揮するために、警備員は形式上、規律に服従する必要がある。
解答

③が正解です。
警備員は自己の能力を最大限に発揮し、従事する業務のために尽くすことが大事です。

第3問

  1. 警備業務とは、自社事業の保安部分を補完する業務のことである。
  2. 警備業務とは、他人の需要に応じて、人の生命、身体、財産等に対する侵害の発生を警戒し、防止する業務である。
  3. 警備員は私人であるので、警備に関する最低限の知識や技術などの能力があればよい。
  4. 警備員は警備業務を委託されているだけなので、職務態度の適否は重視されない。
  5. 警備員は、警備業務を委託された勤務地において、当該業務に関してのみ特別な権限を有する。
解答

②が正解です。
「他人の需要に応じて」とは、他人との契約に基づいて行うこと、契約により営利活動を行うこといいます。

次の問題へ
警備業務の基本的事項について ③

前の問題へ
警備業務の基本的事項について ①

【警備員検定2級】基本業務問題へ戻る