次の問題に、〇か✕で答えなさい。
第1問
刑法上の「犯罪」とは、社会秩序を破壊し、他人の利益を侵害する行為等のうち、犯罪として処罰する必要性があるものをいい、刑法に定める構成要件に該当する違法で有責な行為であるとされる。
解答
〇が正解です。
犯罪の本質は、社会秩序の違反や個人及び社会の利益を侵害する行為をいいます。
第2問
犯罪の「構成要件」とは、刑法その他の刑罰法規に規定する犯罪の定型のことをさす。
解答
〇が正解です。
構成要件は違法行為の類型とされており、該当する行為は通常、違法ということになります。
第3問
「違法性阻却事由」とは、構成要件に該当する行為であるが、特別な事情により違法でなくなることをいう。
解答
〇が正解です。
設問のとおり、正当防衛などが違法性阻却事由にあたります。
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